『ホームページを作る』とは具体的にどのようなことを指すのでしょうか。
まずは単純にホームページを作成するための手段をご紹介しましょう。
ホームページを作成する手段は一つではない
ホームページの作成手段は、実は一つではありません。
それを『閲覧する側』からすれば、作成手段にかかわらずホームページであることには違いないので、どのように作られたのかを特に意識することはありません。
ですが『作成者』側からすれば、どの手段を選ぶかによって作業内容は大きく異なります。
作成手段あれこれ
ではここで、ホームページを作成する手段をいくつか挙げてみます。
- 『Wix』や『Jimdo』のような『ホームページ作成サービス』を使って手軽にホームページを公開
(HTMLやCSSの知識は不要・登録時に公開用のウェブサーバーを貸与されるので手配も不要) - 『ホームページビルダー』のような『ホームページ作成ソフト』を使ってホームページに必要なファイルを手軽に作成し、その後ウェブサーバーに転送し公開
(HTMLやCSSの知識は不要・公開用のウェブサーバーの手配は必要) - 『HTMLファイルやCSSファイルを作成』し、ウェブサーバーに転送することで公開
(HTMLやCSSというコンピュータ言語を習得する必要がある)
(ウェブサーバーを手配する必要がある)
※ウェブサーバー
ホームページの公開に必要なデータを預ける場所のこと
ネット接続したうえでデータをそこに転送することで公開される
単に『サーバー』と呼ばれることも多い
ホームページ作成サービス(WixやJimdoなど)
上記の三つの手段の中で、最もお手軽なのは『Wix』や『Jimdo』を使ったホームページ作成ですね。
なにしろHTMLやCSSの知識、公開用サーバーの手配、ともに不要ですからね。
あらかじめ用意されている入力枠に文章を流し込んだり、文字列を選択して大きさや色を変える機能がボタン操作ひとつで行えたり、さながらWordなどでチラシを作っているかのような感覚でホームページが出来上がっていきます。
デザインもテンプレート(雛形)から選択するだけですぐ反映されますのでとても簡単。
これらのサービスは、まず公開場所の提供から始まり、作業は最初からその場所の中で行われます。
公開場所に置いてあるデータをその場で編集する形になりますので、
作成したデータを公開のためにサーバーにアップロードして・・・
という手間や設定も必要ありません。
ホームページ作成アプリを使用(ホームページビルダーなど)
続いてお手軽なのは『ホームページビルダー』を使ったホームページ作成です。
『ホームページビルダー』そのものの使用方法を習得しなければなりませんが、HTMLやCSSの知識は無くても作成できます。
テンプレートも豊富に用意されていますし、オリジナルのデザインで作成したい場合でも、ある程度の自由度は確保されています。
※ただし、『ホームページビルダー』は、ホームページに必要なファイルを作成するためだけのものですので、公開用のサーバーは自分で手配する必要があります。
手入力によりHTMLやCSSを作成
そして、最もハードルが高いのが『HTMLファイルやCSSファイルを作成』し公開する
という手段です。
HTMLもCSSもともに習得しなければなりませんし、ウェブサーバーも手配する必要があります。
アレもコレも全て自分で準備しなければなりません。
自在に作成できるようになるまでの学習時間は膨大なものとなり、『お手軽に』とは言い難いですね。
しかし、上記三つの中では最も『作成すること』に達成感を感じられる手段である、とも言えます。
※この手段も、ホームページに必要なファイルを作成するためだけのものですので、公開用のサーバーは自分で手配する必要があります。
ホームページが『欲しい』だけなら作成サービスがおすすめ
というわけで、私なりの所感を述べますと
『ホームページが欲しい(必要)』だけ、なのであれば『Wix』や『Jimdo』を利用するのが手っ取り早い
『自分で自由に作成できる技術と知識を身につけたい』
ということであれば、HTMLやCSSを学習・習得し全て自分で作り上げる訓練をすべき
といったところでしょうか。
当ブログでは『HTMLならびにCSSの知識獲得』を目標に解説を進めていきますので、ホームページが手に入ればそれでいい、という方は『Wix』や『Jimdo』などをお試しください。
ではここで本記事をまとめておきます。
さてさて、ホームページ作成の手段について理解できたところで今回はここまで。
お読みくださりありがとうございました。
おつかれさまでした。